ルーラ外交=南米右派政権とも連携強化=トランプ左派包囲網警戒で

ルーラ大統領は、トランプ米大統領による政治的圧力や経済制裁を警戒し、南米の右派指導者らとの連携強化を急いでいる。ブラジル政権内では、トランプ氏が南米の保守政権を糾合し、かつての「リマ・グループ」のような左派包囲網を再構築し、26年のブラジル大統領選への干渉を狙っているのではないかとの見方が強まっていると19日付エスタード紙(1)が報じた。
「リマ・グループ」は17年、ペルーの首都リマで結成された多国間外交フォーラムで、当時の右派12カ国がベネズエラ独裁政権に異議を唱え、政治犯解放や選挙自由化、人道支援、民主主義回復を訴えた。ブラジル政府は、ブラジルを標的にして同様...
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