春の訪れの豪雨でサンパウロで長時間停電

春の訪れと共にサンパウロ市大都市圏では22日、久しぶりに大雨が降ったが、それと同時に発生した大規模停電の回復が遅れている。25時間電気が戻らなかった世帯は、23日17時現在で2万8千にも上った。これにより、サンパウロ市の消費者センター(プロコン・パウリスタ)は電力供給企業のEnelに対し、72時間以内になぜこのような大規模停電が起こったのかや回復状況の説明をするよう求めた。Enelといえば、2023年11月にサンパウロ市西部を中心に数十万もの世帯で3〜7日間も停電が続いたことを思い出すが、あれ以来、強風対策などはできているだろうか。(1)