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サンパウロ市が高齢者ケア拡充へ=479カ所の基本保健ユニット=無料で一般診療から専門ケアまで

2025年9月25日

昨年4月に公式引き渡しされた高齢者医療参照ユニット新施設(Fotos de Leon Rodrigues/SECOM)
引渡された施設の内部(Fotos de Leon Rodrigues/SECOM)

サンパウロ市は、市民の健康を支える拠点として479カ所の「基本保健ユニット(Unidades Básicas de Saúde、以下UBS)」を設置している。これらの施設は公的医療制度(SUS)の「入り口」と位置づけられ、月曜から金曜まで午前7時から午後7時まで開いており、誰でも無料で利用できる。

UBSでは、内科・小児科・婦人科の診療をはじめ、全年齢対象の予防接種や検査用サンプルの採取などを実施している。さらに、市内426施設では歯科治療も提供。SUSを通じた処方薬の受け取り、吸入療法や創傷処置、妊婦健診や産後ケアなども受けられる。

施設は市内各地区に分散して配...

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