国連総会のイスラエル首相の演説でブラジル代表ら抗議の退場

26日、国連総会でイスラエルのネタニヤフ首相がスピーチを行おうとした際、各国の代表団が一斉退場して抗議の意を表明。その中にはブラジル代表団も含まれていた。「この措置は、国際刑事裁判所(ICC)と国際司法裁判所(ICJ)の決定への不遵守への対応として行われた」とブラジル代表団は説明している。ルーラ大統領はかつて、イスラエルのパレスチナへの攻撃を「ジェノサイド」と批判した際、イスラエル政府から「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない人物)」と称されたりもした。ネタニヤフ首相は今回の演説でもガザ攻撃の継続を主張している。(1)