ブラジル格闘界夢の対決のはずが大混乱で終幕

元総合格闘技チャンピオンのヴァンダレイ・シルバと、元ボクシング世界2階級チャンピオンのアセリノ・フレイタス(ポポー)。かつて一世を風靡したブラジルを代表する元格闘家の2人が28日、夢の対決をサンパウロ市で実現させたが、結果は苦いものとなった。試合そのものがヴァンダレイの3度の頭突きによる反則負けで終わった上、試合終了直後に両陣営の乱闘が発生。ポポーの息子のラファエルがヴァンダレイに後ろから殴りかかり、ヴァンダレイは失神。鼻骨を折るなどした上、ポポーも入院と、混乱ばかりが目立ってしまった。(1)