レストラン「村上」=盛況のキャビア・イベント=今月は開業6周年記念行事も
サンパウロ市ジャルジンス区に店を構える高級日本食レストラン「村上」(Alameda Lorena, 1186)では今月、開業6周年記念行事を行うが、その前の9月25、26両日、キャビアのコース料理を提供するイベントを開催し、盛況を博した。
同イベントには、イタリア在住のシェフであるフェリペ・アウグスト・ドス・サントス氏が、2020年に設立されたイタリアの輸出入会社「Tuber」社のキャビアを持参して来伯。同社はイタリア産トリュフの輸出入からスタートして、23年からはキャビアも取り扱い、昨年12月以降、約130㎏のキャビアをブラジルで輸出販売している実績がある。
特に今回使用されたキャビアの中でも「ベルーガ(Huso Huso)」と呼ばれる超高級品は大粒で柔らかく、成熟に最大26年かかるチョウザメから得られる希少品だという。
今回のキャビア・イベントでは、茶碗蒸し、ウニ、ホタテ、ブリ等の魚介類や寿司、うなぎ、トリュフ、豚の角煮などと合わせた贅沢なコース料理が提供され、来店した予約客をもてなした。
村上強史オーナーシェフによると、10月8日(水)、9日(木)、15日(水)、16日(木)の4日間にわたって開業6周年記念イベントも行うとし、「北海道」をテーマに伊勢えび、キャビア、ホタテなどの高級食材を使用したジンギスカン・バーベキュー風のコース料理(10品)を提供する考えだ。
同コース料理(1人1800レアル)は前述期間中、午後7時からと午後9時半からの2回で、完全予約制。予約、問い合わせは電話11・3064・8868、ワッツアップ11・97103・1186。サイト=https://www.murakamimu.com/