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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(302)

2025年12月6日


企業進出


やはり一九五〇年代、もう一陣の新しい風が、日本から吹いていた。企業進出、その再出発である。

すでに記した商社の場合は、戦前と同様、綿の買付けが主事業であった。これは無論、日本で綿糸・棉布にして輸出するためだった。

が、それを現地でやった方が合理的ということで、五〇年代半ば、東洋紡と鐘紡が工場を建設、操業を始めた。以後、他の紡績会社もこれに倣った。

五〇年代後半、クビチェックという大統領が現れ「五十年の進歩を五年で!」というスローガンを掲げ、外国企業を誘致した。

その結果、欧米そして日本の企業が続々、進出してきた。

日本からはヤンマー、久保田鉄工所、トヨ...

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