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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(304)

2025年12月10日


企業進出は活況、移住は衰退


さて、一九六〇年代、コロニアは再出発後の前進を続けていた。が、様々な意味で光と影が交錯した。

まず、日本からの企業進出は一九五〇年代に続き活況を呈した。ただし移住は衰退した。

進出は次の各社である。

(繊維)

都築、日紡、ユニチカ。

(電気)

東芝、松下、日本電気。

(営農資材)

三井井関農機、三井イハラ農薬、三井肥料。

(そのほか)

三菱重工、豊田通商、ヤクルト、前川製作所、協栄保険、日本冷蔵…等々。

地元資本が、新たに日本の企業と合弁で事業を起こしたケースもある。

南米銀行やコロニアの事業家が複数の日本企業とマット・グロッソ州南部に...

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