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【2026年新年号】幸福に満ちた一年に=サンパウロ日伯援護協会会長 税田パウロ清七

2026年1月10日

税田パウロ清七
税田パウロ清七

新年明けましておめでとうございます。

2026年の幕開けにあたり、ブラジル日報協会の読者の皆様方におかれましては健康と平和、そして幸福に満ちた一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

さて、社会福祉と医療の両分野で活動する援協では、四つの高齢者施設と五つの医療施設を運営しており、ブラジル日系社会の中で大きな役割を担っております。昨年も多彩な活動を通じて地域とのつながりを深め、福祉と医療の向上に努めました。その主な取り組みを紹介いたします。

3月、スザノ市のイペランジア・ホームでは第29回ダリア祭を4日間開催しました。80種類以上のダリアとひまわりの花壇が彩る中、来場者は日本文化公演や日本料理を楽しみ、「文化交流の場」として定着している同祭はスザノ地域との結びつきを再確認する機会となりました。

日伯福祉援協(ANBASE)とともに参加した7月の県連日本祭りでは、高齢者施設の紹介や自閉症児療育施設(PIPA)を広く発信。ボランティアや職員の協力により、援協の活動を地域社会に伝えました。

7月末から8月の4週末にかけてはカンポス・ド・ジョルダン市で第54回桜祭りが開催され、桜の花と各種ステージ、バザーや日伯の各種料理が人気を集め、多くの人々が訪れました。

9月には、高齢者交流センター(CCI)の創立15周年を記念し、第55回高齢者週間が開催されました。「人生をつなぐ」をテーマに利用者や家族らが集い、文化発表、講演、ワークショップなどが行われ、交流と生きがいづくりが促進されました。

10月には、日本財団の助成を受けて改修されたイペランジア・ホーム「イペー棟」の落成式が実施され、15の個室をはじめ、レクリエーション室や家具の更新などを含む改修は入居者の尊厳と快適さの向上を目指す重要な取り組みとなりました。

また、医療面では、リベルダーデ医療診断センターが6月と10月に高齢者を対象にした無料検診を実施。血液検査や血圧測定、医師による個別説明が行われるなど、高齢者医療の充実と予防意識の向上に寄与しました。

日伯友好病院(HNIPO)では創立37周年を記念した第2回運動会も開催されました。また、最新式MRI装置の導入により診断能力を強化したほか、新がん治療センターを開設して診察や抗がん剤点滴治療の受け入れ体制を大幅に拡大。患者と家族が寄り添って治療に臨める環境づくりを進め、医療の質向上に取り組んでいます。こうした様々な取り組みを通じて援協は、福祉と医療の両面で地域社会を支えており、今後も安全で温かいケアとサービスを提供してまいります。

結びに、2026年がブラジル日報協会と読者の方々をはじめとする日系社会の皆様に数多くの成果をもたらす年となることを祈念致しまして、私の年頭のあいさつとさせていただきます。

2026年 元旦

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