【2026年新年号】新年のご挨拶=ブラジル日本商工会議所会頭 羽地貞彦
新年明けましておめでとうございます。旧年中は、当商工会議所の活動に際し、皆様から多大なご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。新しい年を迎えるにあたり、ブラジル日本商工会議所を代表してご挨拶申し上げます。
2025年を振り返りますと、日伯関係においては外交関係樹立130周年という歴史的な節目を迎え、両国は人的・経済的交流をこれまで以上に活発化させ、戦略的グローバル・パートナーとして関係を一層強化しました。文化交流の面では、日伯交流の象徴となるイベントとして、秋篠宮佳子様のご来伯が挙げられます。佳子様のご訪問は長年ブラジル社会に貢献してきた日系人コミュニティに深い感慨と誇りをもたらす機会となりました。さらに昨年のFestival do Japão は来場者数が過去最多の約18・7万人を記録するなど、日系関係にとって記憶に残る一年であったと思います。
そして今年は、両国の協力をさらに実質的な成果へと結びつける重要な一年となります。これまでの伝統的な事業分野に加え、再生可能エネルギー、グリーン・デジタル分野での連携を加速し、持続可能な成長モデルを共に構築していくことで日伯協業が更に進んでいくことでしょう。また、日・メルコスール(南米南部共同市場)経済連携協定(EPA)実現への交渉がこのモメンタムを活かして前進することも期待します。
両国の企業・団体が協力し合い、新たな価値創出に挑戦することが、両国経済の発展と社会課題の解決に繋がると確信しております。本商工会議所としても、会員の皆様とともに、日伯両国の架け橋として、ビジネス・人的交流の更なる発展に尽力してまいります。
ブラジルでは本年、大統領選挙を控え、国内は選挙モードに移行します。米伯関係、税制、インフレ、金利政策等の課題を解決していくことが今後のブラジル経済の安定と成長を左右すると考えており、ブラジルの豊富な資源、規模感のある市場、再生可能エネルギー分野での強みを生かした成長ポテンシャルを最大限に引き出す政策を公約に掲げる大統領候補の登場に期待しています。
さて、本年は十二支の中でも「午年」にあたります。午年は、活力や前進、飛躍を象徴するとされており、皆様の事業や活動が勢いよく進展し、大きな成果を上げられる一年となりますよう願っております。また、本年が皆様にとりまして健康で実り多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。









