site.title

多彩な日本映画を一挙上映中=文協とCCSPが初映画祭

2026年1月21日

映画祭サイト(entreestacoes.com.br)
映画祭サイト(entreestacoes.com.br)

サンパウロ市で2月1日(日)まで、日本映画の魅力を体感する映画祭「Festival Entre Estações(フェスティバル・エントレ・エスタソン)」が開催中。ブラジル日本文化福祉協会(文協)とセンテロ・クルトゥラル・サンパウロ(CCSP)の共催により、アニメーションから実写作品、アクション、SF、ドラマ映画まで多彩なラインアップを無料で上映する。

会場は文協(Rua São Joaquim, 381)とCCSP(Rua Vergueiro, 1000)の2カ所。入場は無料。整理券は上映1時間前から配布予定。上映は原則ポルトガル語字幕付きまたは吹替版で行われる。

21日(水)は押井守監督のSFアニメ「Ghost in the Shell(攻殻機動隊)」や幻想映画「Angel’s Egg(天使のたまご)」」、22日(木)は宮崎駿監督の「O Castelo Animado(ハウルの動く城)」。23日(金)には話題作「Pompo: A Cinéfila(映画大好きポンポさん)」と「Make a Girl(メイク・ア・ガール)」を上映。24日夜には「Nausicaä do Vale do Vento(風の谷のナウシカ)」を上映。

文協では、24日午後2時から「Totto-Chan: A Menina na Janela(窓辺のトットちゃん)」」と午後4時半時から伝記映画「Hokusai(北斎)」を上映する。

25日(日)はサンパウロ市記念日として特別編成。CCSPで同日午後4時から「Meu Amigo Totoro(となりのトトロ)」」、午後7時半は名作「A Viagem de Chihiro(千と千尋の神隠し)」を上映。

また25日、文協では午後2時から話題の「The Promised Neverland(約束のネバーランド)」。

27日(火)はCCSPで、犯罪アクション映画「Gonin(五人)」シリーズ(2部作)や、28日(水)には人気アクション「Tokyo Revengers(東京リベンジャーズ)」3部作など多様なジャンルの作品が続く。

29日(木)はCCSPで「風の谷のナウシカ」、30日(金)にはCCSPで心温まる実話映画「Hachiko – Um Amigo para Sempre(ハチ公ものがたり)」やサスペンス「Manhole – Desvio Fatal(マンホール)」」を上映。31日(土)には高畑勲監督の「Memórias de Ontem(おもひでぽろぽろ)」を上映。最終日の1日(日)午後7時半からCCSPで「千と千尋の神隠し」吹替版。

映画祭では、日本文化を掘り下げる座談会も行われる。24日(金)午後4時半からはCCSPで、「アニメーションと現代日本」と題したトークイベント。登壇するのは、アニメやポップカルチャーを切り口に日本社会を読み解く研究者のエリザ・マサエ氏と、映像表現やサブカルチャー分野で発信を続けるミカン氏。アニメーションが現代日本の価値観や社会像をどのように映し出してきたのかを語り合う。

また、最終日の2月1日(日)午後4時30分からは、CCSPで「宮崎駿作品の行間を読む」と題した座談会。日本語教育者で映画研究にも詳しい山西高史氏と、映画評論を手がけるヴィニシウス・ガルシア・ピレス氏が登壇し、宮崎駿監督の作品に込められた思想や表現技法、時代背景について考察する。名作アニメを新たな視点で味わう機会として、映画ファンの関心を集めそうだ。

この映画祭は、文協とCCSPの初の共同企画。日本文化を映画という媒体を通じて紹介する目的で企画された。文協の西尾ロベルト会長は「両団体の連携により、幅広い作品を無料で楽しめる場をつくった」と述べ、実行委員の栗田クラウジオ氏は「家族連れや映画愛好者に気軽に参加してほしい」と話す。

詳細なスケジュールや言語、対象年齢は公式サイト(entreestacoes.com.br)で確認できる。



文協で水曜シネマ2本立て=新年特別企画、フリマも開催前の記事 文協で水曜シネマ2本立て=新年特別企画、フリマも開催
Loading...