50％関税＝トランプ氏が交渉認めず＝米国商務長官とは対話も

　【既報関連】トランプ米大統領がブラジルとの交渉に応じる気配を見せておらず、8月1日からと発表されたブラジル産品への50％関税は不可避との雰囲気が一段と色濃くなっている。

　ルーラ大統領は24日も、トランプ氏が交渉に応じる姿勢を見せないと批判。50％関税は10回を超える会合後の5月16日に送付した書簡への返答がないまま、一方的に通達された上、法治国家としてのブラジルの主権や司法制度への干渉や侵害を伴う行為だとも再強調した。（1）（2）（3）

　連邦政府は連邦議会や民間企業の協力も得、米国との交渉を試みているが、米国側の対応は冷ややかで、同件はホワイトハウスが管轄している...