《サンパウロ州》サントス港の積荷取扱量が2・3%増加=第2四半期に4200万トン

国内最大の港であるサンパウロ州のサントス港を管理するサントス港湾局(SPA)が15日、同港の貨物処理量が第2四半期に昨年同期比で2・3%増え、4200万トンに達したと発表した。
SPAによると、第2四半期の生産性などを示す指標は全て、昨年同期比増を記録した。SPAはこの結果は「プロセスの見直しと近代化や、当公社が持つ効率や財政緊縮を模索する努力の積み重ねの結果だ」と強調している。
付加価値がより高い貨物を輸送するコンテナは取扱量が3・3%増え、計120万TEU(20フィートのコンテナの標準単位)となった。
第2四半期の純利益は昨年同期比で46・4%の1億4480万レアルで、新記録を更新した。特別なイベントを調整した後の利息、税金、減価償却費及び償却前利益(Ebitda)は10・6%増え、2億170万レアルに達した。マージンは59・4%だった。
経常運用コストは純収益の24・2%を占めており、昨年同期比で3・3%ポイント増えた。非経常的なイベントを除く一般管理費は第2四半期の収益の8・6%で、昨年同期比で0・6%ポイント改善した。