街角ちょっと見=「イッペー桜は兄弟姉妹」

4日にサンパウロ市リベルダーデ大通りで盛大に開催された、日系団体によるブラジル独立200周年記念パレードで、ひときわ存在感を示していたのはブラジル健康体操協会(川添敏江会長)の40人だった。
ブラジル旗に合わせた黄色と緑のユニフォーム姿で皆さんが披露したのは「イッペー音頭」(中平マリコ作詞作曲)。サンバのリズムが途中に織り込まれ、全員でステップを踏むなど日伯融合を示す踊りとなっている。
川添会長によれば「4分近くある曲を、主催者の要望に合わせて3分に縮め、文協で踊りの練習を繰り返して本番に臨みました」とのこと。歌詞には「イッペー桜は兄弟姉妹」のような、まるでこの日の為に作られたかのような言葉が散りばめられていた。(深)