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買い物カートで遺体遺棄=元武術家が妻を殺害

2022年11月11日

 サンパウロ市東部で9日、妻を殺害後、買い物カートで遺体を運んで遺棄した元武術家の男性が逮捕された。10日付現地紙、サイトが報じている。
 逮捕されたのは、元武術家でジム経営のルイス・パウロ・リマ・ドス・サントス容疑者(44)で、妻のエリダ・ツアネ・フェレイラ・ダ・シウヴァ・サントスさん(26)の遺体が発見されたことで捜査の手が伸び、逮捕された。本人も犯行を認めている。
 エリダさんは4日午後9時半頃、アパートのエレベーターを利用しているが、5日の午後9時前に空の買い物カートを持ってアパートに戻ったサントス容疑者が、4分後にシーツのかかった荷物を積んだカートを持ってエレベーターに乗り込み、車に荷物を積み込んだ。容疑者は6日未明に車で出かけ、4時間後に生後6カ月の息子と共に戻ってきた。
 サントス容疑者は犯行を隠匿するため、6日の内に、カンピーナスにいる家族に会いに行くと言ってエリダさんが出かけたが、行方不明になったと警察に届け出た。だが、エリダさんの遺体はそれと前後してサンパウロ市東部のカルモ公園に近い小川で見つかり、殺人事件として扱われることになった。
 警察によると、近隣住民は4日夜、銃声を聞いたと証言しているが、警察への通報はなかった。警察はこれらの証言や防犯カメラの映像からサントス容疑者が犯人と見て捜査を続けていたという。
 サントス容疑者はエリダさんに向かって銃弾4発を放ったと供述しており、犯行の同機は嫉妬だったと語っている。同容疑者とエリダさんは結婚1年だったという。犯行に使われた銃はまだ見つかっていない。


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