経済活動指数＝９月は０・０５％向上＝四半期では１・３６％

　ブラジル中央銀行が１４日、９月の経済活動指数（ＩＢＣ―Ｂｒ）は前月比で０・０５％向上しており、第３四半期の累積では１・３６％上昇したと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
　ＩＢＣ―Ｂｒは農牧業、工業、サービス業の３分野の経済活動に関する情報を集めたもので、経済基本金利（Ｓｅｌｉｃ）を算定するための基本資料となる。
　また、エコノミスト達は、ＩＢＣ―Ｂｒを国内総生産（ＧＤＰ）の先取り指数としても利用している。
　９月の場合、季節調整後のＩＢＣ―Ｂｒは１４４・０１ポイントで、８月に１・１３％減を記録した後に再び上昇に転じた。それ以前も、４～５月は減少したが、６～７月は向上といった具合で、やや不安定な動きを見せている。
　季節調整をした上で昨年同月と比較した場合は４％増で、１２カ月間の累積では２・３４％増となっている。