連警が新規パスポート発行停止=経費を払うための資金欠乏

連邦警察が18日、予算不足のため、19日午前0時から新規パスポートの発行を停止すると発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
連警によると、サイト上での発行申請はこれまで通り受け付けるが、現時点では出来上がったパスポートの受け取り時期は不明としている。
連警は「移民管理活動と渡航書類の発行のために割り当てられた予算の不足に起因する措置」と説明している。18日までに発行申請手続きを終えた人のパスポートや、健康上の理由や就労のため、自然災害発生のような急を要する事由によるパスポートの発行はこれまで通りの日程で行われる。ただし、観光旅行はこの範囲に入らない。
連警の声明によると、その他のサービスは通常通り行われている。また、パスポートの発行再開を保証するために、連邦政府と共に状況を監視している事も強調した。
ブラジル政府は6月、パスポートのモデル変更を発表し、独立200周年にあたる9月からは新モデルのパスポートの発行を始めていた。