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サンパウロ州議会、次期知事の給与50%増=副知事や局長クラスも

2022年12月1日

 サンパウロ州議会は11月29日、次期知事のタルシジオ・デ・フレイタス氏(共和者・RP)の給与を50%調整することを了承した。11月29、30日付現地紙、サイトが報じている。
 州議会が給与増額の対象としたのは23年1月からの知事、副知事、局長クラスの給与で、いずれも50%の昇給となる。
 具体的な金額でいうと、次期知事給が2万3048・59レアルから3万4572・89レアル、フェリシオ・ラムス次期副知事(社会民主党・PSD)の給与が2万1896・27レアルから3万2844・41レアルに、局長クラスは2万743・72レアルから3万1115・58レアルとなる。
 投票結果は56対6で、タルシジオ次期知事とは野党の関係になるルーラ次期大統領の労働者党(PT)も反対しなかった。
 州議会で承認されたことで、あとはロドリゴ・ガルシア知事(民主社会党・PSDB)が裁可すれば正式に決まる。
 今回の給与調整は、警察官や州立大学の教職員の給与増にも好影響を与えるとみられている。


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