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サッカーW杯=ブラジル代表はカメルーンに苦杯=決勝トーナメント初戦は韓国と

2022年12月3日

苦しい戦いとなったセレソン(Lucas Figueiredo/CBF)
苦しい戦いとなったセレソン(Lucas Figueiredo/CBF)

 2日のサッカーW杯でブラジル代表(セレソン)はカメルーン戦に0―1で敗れたがG組1位通過となり決勝トーナメントに進んだ。2日付伯字サイトが報じている。
 すでに決勝トーナメント進出を決めているセレソンはこの日、初戦のセルビア戦先発メンバーとは完全に別の、2戦目のスイス戦ともフレッジとミリトン(守備位置は異なる)しか重ならない、ほぼ完全控えメンバーを先発とした。
 それでもセレソンは前半から攻めた。13分にはマルチネッリが左からジャンプしてのヘッディング・シュートで、21分にはキーパーの正面からフレッジが、31分にはダニ・アウヴェスがペナルティ・エリア外のフリー・キックから直接シュート、37分にはペナルティ・エリアの右側からアントニー、45分には再度マルチネッリがゴールを狙ったがいずれも得点に結びつかなかった。
 逆にアディショナル・タイムにカメルーンはムベウモがヘディング・シュートを打ち、キーパー、エデルソンがパンチングでなんとか難を逃れる危ういシーンも見られた。
 後半突入直後、カメルーンがチャンスをつかんだコーナーキックの空中戦でセレソンの左サイドバック、アレックス・テレスが着地時に転倒。負傷交代となった。セレソンはすでに同じ守備位置のアレックス・サンドロも負傷しており、決勝トーナメントに不安を残した。
 セレソンはこの後も猛攻を仕掛けるも相手キーパー、エパシーの相次ぐ好捕で得点につながらない。逆に、セレソンはテレスが去った左サイドを起点にカウンターをくらい、危ない場面が見られるようになり、92分にはカウンターからアブカブルにヘディング・シュートを決められ、ついに1点を失った。セレソンは21本のシュートを放つも無得点に終わり、この試合を落とした。
 だが勝ち点6で並んだスイスが得失点差1に終わったため、得失点差2のセレソンが1位で通過した。セレソンの決勝トーナメント初戦はブラジリア時間の5日16時で韓国戦となる。


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