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マット・グロッソ・ド・スル州=年金狙って父親を殺害=妹が殺された採石場で

2022年12月3日

アロンソ氏の遺体が発見された採石場(Adílson Domingos)
アロンソ氏の遺体が発見された採石場(Adílson Domingos)

 マット・グロッソ・ド・スル州ドウラードスで11月30日、2日前から行方不明になっていた先住民男性が遺体となって見つかり、21歳と23歳の実子を含む3人が強盗殺人の嫌疑で逮捕されたと同日付G1サイトなどが報じた。
 犠牲者は、ドウラード市内の先住民部落に住むアロンソ・カブレイラ氏(89)だ。アロンソ氏は11月28日に息子の家で昼食をとるために出かけて以来、行方不明となっていたが、11月30日に、近くにある採石場で遺体となって発見された。
 警察によると、発見したのは現場を通りがかった子供達で、遺体の顔と頭には切り傷があったという。
 警察は息子達による犯行である可能性があると見て、息子達を含む4人から事情聴取を行い、息子のミゲリト・オルティス・カブレイラ容疑者(21)と娘のミシェレ・カブレイラ・オルティス容疑者(23)を含む3人を強盗殺人と遺体遺棄の嫌疑で逮捕した。息子達は犯行を認めているという。
 遺体が見つかった採石場は、2021年8月10日に、当時11歳だったアロンソ氏の娘が酒を飲まされて意識を失った後、大人2人、未成年者3人によって強姦された上、石を切り出した事でできた高さ20メートル以上ある崖の上から投げ落とされて死亡した場所だ。
 強姦殺人罪で逮捕された大人の1人は少女が行方不明になったといって探しに来た叔父で、他の容疑者達と一緒に強姦しただけでなく、遺体を投げ落とすのも手伝ったとされていた。この叔父は34歳で、事件の2日後に刑務所の中で死亡しているのが発見されている。


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