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クリスマス用品、店頭価格に大きな差=最大76・5%割高の商品も

2022年12月15日

価格差が大きい商品の一例のチョコトーネ(Roena Rosa/Agencia Brasil)
価格差が大きい商品の一例のチョコトーネ(Roena Rosa/Agencia Brasil)

 サンパウロ州の消費者保護センター(Procon―SP)が行った調査により、クリスマスや新年の食卓に並ぶ商品の価格は店によって最大76・5%もの差がある事が判明したと13日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
 調査期間は11月30日から12月2日にかけてで、国内のスーパー大手7社で同一商品の価格を調査・比較した。調査対象となったスーパーは、アンドリーニャ、カレフ、クルーベ・エストラ、カングルー、マンボ、ポン・デ・アスーカル、ソンダの7社だ。
 価格差が最大だったのはVapza社の250グラムの箱入りレンズ豆(料理済み)で、最も高い店では9・69レアル、最も安い店では5・49レアルで売られていたという。
 パネトーネとチョコトーネの価格差も大きく、最も大きな差があったのは、バウドゥッコ社製で750グラムの缶入りのチョコトーネで、39・99レアルから61・59レアルまで54%もの差があったという。
 調査・比較されたのは異なったメーカーの商品67点で、オリーブ油やボンボン、肉、シロップ漬けの果物、レンズ豆のように、年末年始によく消費されるものが対象となっている。
 また、昨年との価格差は平均11・08%で、同期間中の経済調査研究財団(Fife)の消費者物価指数(IPC)の7・35%を大幅に上回っている。
 Proconでは、クリスマスや新年の集まりなどで出す料理の食材や飲み物は、必要な物のリストを作って無駄な買い物を省くとともに、重量や価格、賞味期限、配達料金や配達に要する日数などを調べ、適正だと思う価格の店で購入するように勧めている。
 オンラインで購入する場合は手にとって確認する事ができないため、各商品についての説明をよく読んでから購入する事や、安心して利用できるサイトかを確認する事を勧めている。


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