マラニョン州=大統領派男性を恐喝で逮捕=モラエス判事の殺害予告で
16日、マラニョン州で最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事を殺すと脅していたボルソナロ大統領支持派の男性が逮捕された。16、17日付現地紙、サイトが報じている。
逮捕されたのは「サルネイジーニョ・ド・マラニョン」の異名を持つアントニオ・ジョゼ・サントス・サライヴァ容疑者で、首都サンルイスから324キロ離れたドン・ペドロで、連警によって逮捕された。
同容疑者への逮捕令状は、アマパー選出のランドルフ・ロドリゲス上議(レデ)の訴えを受けた連邦検察庁が要請したものだ。
同容疑者はネット上に動画を掲載し、「このサルネイジーニョ・デ・マラニョンがブラジリアと(モラエス判事の自宅のある)サンパウロ市に暗殺命令を受けた男たちを送った。彼らがモラエス判事を処刑してくれるはずだ」などと語っていた。
同氏は2018年に民主社会党(PSDB)からマラニョン州議選に出馬し、補欠となっていた。だが、モラエス判事を脅迫する動画を投稿したことが明らかになった後、マラニョン州の同党支部から除名処分を受けている。