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免許の更新期間30日に=コロナ禍故の期間延長廃止

2023年1月11日

電子版の免許証(Marcello Casal Jr/Agencia Brasil)
電子版の免許証(Marcello Casal Jr/Agencia Brasil)

 今年の1月1日以降に有効期限が切れる運転免許証の更新期間が30日間に戻ったと4日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
 運転免許証の更新期間はコロナ禍の中での人混みを避けるため、2020年3月から2022年12月の間に有効期限が切れる運転免許証の更新期間は、連邦自治体毎に特別な枠が設けられていた。
 サンパウロ州の場合は、22年5月に有効期限が切れた免許証の更新は2023年1月31日までで、以下、22年6月に切れた場合は今年の2月28日までのように続く。これに従えば、22年12月に切れた場合は8月31日までに更新すれば良い事になる。
 道路交通法では有効期限が切れ、期限内に更新していない免許証で運転していると重度の違反扱いとなり、293・47レアルの罰金を科せられる上、違反点数として7点の減点措置がとられる。
 免許証の有効期限は年令によって異なり、50歳未満の場合は10年間、50~69歳の場合は5年間有効だが、70歳を超えると3年毎に更新する必要がある。
 免許証の有効期限が切れた場合は、各州交通局(DETRAN)のサイトで健康診断などの予約を入れる必要がある。通常のバイク用の免許(A)と乗用車用の免許(B)は健康診断だけで良いが、タクシー運転手など、収入を得るために運転する人やそれを希望する人は、心理テストも受ける必要があり、認定された専門家の評価に回される。
 また、タクシーなどを運転するためのC、マイクロバスやバス、トラックを運転するためのD、大型トラックや連結型のトラックを運転するためのEの免許証を持っている人は指定された検査機関で薬物使用に関する検査も受ける必要がある。


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