サンパウロ州選手権＝コリンチャンスが準々決勝敗退＝伏兵イトゥアノにＰＫ戦の末

　１１、１２日にサッカーのサンパウロ州選手権の準々決勝が行われ、１２日にコリンチャンスが伏兵イトゥアノにＰＫ戦の末、敗れる波乱があった。１２日付ＵＯＬサイト（１）などが報じている。
　試合は前半２６分、イトゥアノのライーが意表をついたロングシュートで先制。だが、約１０分後、元ブラジル代表のパウリーニョのヘディング・シュートでコリンチャンスが同点に追いついた。
　試合はコリンチャンスがボール占有率で７６％と圧倒したが、追加点が取れず、ＰＫ戦に。ここでファギネルとファビオ・サントスが相手ゴールキーパーのジェフェルソン・パウリーノ氏に好捕され、さらにジルがゴール・ポストに当てた。
　チームを代表するベテラン３選手の失敗で、コリンチャンスは本拠地イタケラでのＰＫ戦で６―７となり、決勝トーナメント初戦で敗退した。
　イトゥアノは全国選手権２部だが、昨年のＷ杯代表となったマルチネッリ（アーセナル）が２０１９年の同選手権で話題となるなど、近年は力をつけてきている。
　準々決勝の他の試合では、パルメイラスが１１日のサンベルナルド戦で１―０、１２日はブラガンチーノがボタフォゴＳＰに２―０で勝利し、準決勝進出を決めている。