川崎会長が二期目続投=静岡県人会定期総会

ブラジル静岡県人会(川崎エレーナ会長)は2月12日、2023年度定期総会を、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会会館で開催し、会員ら約30人が出席した。役員改選では、川崎会長の2期目続投が決定した。
川崎会長は、コロナ禍の21年2月に会長に就任。就任年は例年行っていたイベントが行えず、赤字会計となったが、22年は感染防止対策に沿ってイベントを開催し、会計を黒字化させた。県人会には今後、雨漏り修繕工事などの予定が多く残っており、財政的には予断を許さない状況が続いているという。
2期目を迎えるにあたって川崎会長は「県人会の財政を保つことができたのは会員やボランティアスタッフがいてくれたおかげ。私は未熟なので、引き続き皆さんのお力添えをいただきたい」と協力を呼びかけた。
総会後は新年会が行われ、会員や交流事業で来伯した静岡芸術大学生など延べ100人が参加。持ち寄った料理などを楽しみながら、親睦を深めた。
22年度会計は、収入31万4809・51レアル、支出27万434・04レで、4万4375・47レを次年度繰越金とすることで、それぞれ承認された。