リオ・グランデ・ド・スル州=UFRGSで火災が発生=100年超える建造物に被害

13日未明、リオ・グランデ・ド・スル州州都のポルト・アレグレで火災が発生し、リオ・グランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)工学部の建物の一部に被害が生じたと同日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
火災が発生したのは13日午前0時頃で、本部校舎から張り出して建っている築100年を超える建物内の部屋の一つから出火。
消防車3台が派遣され、早急に対応したことで、出火した部屋とその隣の部屋の二つ並びに天井の一部が焼けただけで消し止められた。火災が発生した時刻は真夜中だったこともあり、人的な被害は報告されていない。被害が出た部屋の一つは外注業者が資材を保管するのに使っていたという。
火災が発生した建物は、1898年に建設が始まり、1900年に落成した歴史的な建造物で、総面積は2751平米とされている。
火災が発生した原因はまだ解明されていないが、UFRGSは、原因の解明に努めると共に、再発防止策も強化することを約束する声明を出している。
なお、13日の講義などは通常通り行われたという。