サンパウロ州=一家3人が元旦に遺体で発見=4日行方不明の末に銃殺体で
12月28日から行方不明となっていた夫婦と10代の娘が1日、サンパウロ州内陸部で遺体となって発見された。1日付UOLサイト(1)などが報じている。
行方不明となっていたのはサンパウロ州オリンピア在住のアンデルソン・ジヴァーゴ・マリーニョさん(35)と妻のミレーレ・レジーナ・ベラルド・トファレッテさん(32)、娘のイザベリー・トファレッテ・マリーニョさん(15)だ。
3人は12月28日、親戚らと共にミレーレさんの誕生日を祝うため、オリンピアから約50キロのサンジョゼ・ド・リオ・プレットへ出かけた。13時には自宅を出て、14時にはリオ・プレットから15キロほど離れたミラソルの料金所を通過していた。
だが、そこから行方が途絶えており、1日午後、リオ・プレットから80キロ離れたヴォトゥポランガのさとうきび畑の間を走る農道脇の車の中で遺体で見つかった。通りかかったサイクリストが第一発見者となった。
通報を受けて駆け付けた軍警によると、3人の遺体には銃で撃たれた跡があったという。
アンデルソンさんは麻薬密売で有罪判決を受けたことがあり、警察は粛清説を第一仮説として捜査を継続中だ。