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ジャンジーラ市で初開催=第44回聖南西相撲選手権大会=ビデオ判定、ビニール土俵導入

2024年3月12日

聖南西相撲選手権大会の開会式。左から四人目がジャンジーラ市のヘンリー・サトウ市長
聖南西相撲選手権大会の開会式。左から四人目がジャンジーラ市のヘンリー・サトウ市長

 第44回聖南西相撲選手権大会が2月25日午前9時、サンパウロ州ジャンジーラ市総合スポーツ体育館で開かれた。同市で相撲大会が開かれるのは初めて。サンパウロ州南西部の各地から選手約100人が参加した。

 午前9時から開会式が行われ、同市のヘンリー佐藤市長は「日本伝統のスポーツである相撲と柔道を当市に普及したい」と挨拶し、スポンジマットの上にビニールを敷いて拵えた土俵を披露した。
 ブラジル相撲大会初の試みとして、土俵の四方からタブレットで試合映像を録画し、審判委員による物言いがついたときはビデオ判定を行った。

 大会運営から1、2世代が引退し、3世が主導した。勝利した際にガッツポーズを取るなどの行為に対しては、変わらず厳しく注意を行い、3世世代になっても日本相撲の伝統精神は受け継がれていた。
 ビニール土俵のため、土俵祭り、塩撒きは行われなかった。試合中の擦り傷などの怪我もなくなり、コロナ禍後の新しいブラジル相撲の幕開けを感じさせた。

男子順位表
男子順位表
女子順位表
女子順位表
総合得点
総合得点

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