ミナス州ベチン市=市中に突如、滝が出現=大雨で排水システムが壊れ

26日午後、ミナス州べロ・オリゾンテ大都市圏のベチン市カペリーニャ区で突如、滝が出現したと同日付エスタード・デ・ミナス紙サイト(1)が報じた。
これは、大雨の影響で、雨水排水システム内に設けられた雨水を一時的に貯めておくための施設が壊れ、大量の水が雪崩落ちるという事態が起きたもので、カアチンガ街にあり、滝から雪崩落ちる水で直撃された家屋8軒で浸水被害などが発生。滝の勢いにあらがいきれず、流された車も1台あったが、負傷者は出ていない。
これらの家屋の住民らは退避を余儀なくされ、親族の家などに一時的に身を寄せている。同市防災局が調べた結果、いつくかの家屋は窓や扉が流され、壁にひびが入った家もあった。市役所はこれらの家の住民を住居費支援プログラムに登録した上、清掃セットやマットレスなどを配布した。
なお、市役所によると、滝状になった水は高速道を経て、近隣の不法占拠地域を通過したという。