有権者登録証=適正化期限まで1カ月=初回取得や指紋登録も

10月6日に行われる統一地方選(正副市長、市議選)のための選挙人登録の適正化などの期限が5月8日に迫ったと8日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
前回選挙で投票しなかったなどの理由で、選挙裁判所との間で適正化が必要な人や、初めての投票を行うために有権者登録証を取得する必要がある人が手続きを行うための期限が1カ月後の5月8日に迫っている。
手続き期間が残り1カ月となったことを受け、選挙高裁は8日、「タイトルを手に、選挙では冷静に」と題するキャンペーンをソーシャルメディアで始めた。
同裁によると、初めての有権者登録証の発行やキャンセルされた登録証の再発行を要請した人は、1~3月だけで100万人を超えた。また、同期間中に名前や住所、投票会場の変更を行った人は90万4800人、投票する市や州を変えた人も81万8200人いた。
ブラジルでは16~18歳での投票は任意だが、18歳以上は義務となる。また、有権者登録証がない人や更新されていない人は、公的文書を取得する時や公的銀行から融資を受ける時に制限を受ける可能性がある。登録証取得は15歳から可能だが、投票は16歳から。8日までは初の登録証取得者や指紋登録が必要な人以外はインターネットで手続きができたが、9日以降は全て、選挙登記所での対面手続きとなる。