ルーラ「牛肉に私の名前を」＝中国への初の牛肉輸出で

　ルーラ大統領は10日、中国に輸出する牛肉に「私の名前でもつけておくか」と話し、話題を呼んだ。11日付グローボ紙（1）が報じている。
　この発言は10日、大統領府でのイベントで飛び出したものだ。JBS社の屠殺場で処理した牛肉が12日から中国にも輸出されることになったのを受け、ルーラ氏は、「この屠殺場から中国が初めて受け取る牛肉を私自身が包み、私の名前を刻むというのはどうだろう。私がこの肉を輸出したんだと中国が知ってくれるようにね」と冗談めかして話した。
　この発言は、ルーラ氏がカルロス・ファーヴァロ農相の業績をたたえた後に語ったものだ。同農相はブラジル国産の肉を世界に最も輸出した大臣となっていた。
　大統領はファーヴァロ農相をたたえて、「彼は就任してからの1年4カ月間で104もの国際市場を開拓した」と語っていた。