サンパウロ市=携帯電話窃盗の多い場所は?=レプブリカやインテルラゴス

サンパウロ市で最も携帯電話を盗まれやすい場所はレプブリカ広場とインテルラゴス・サーキットだと、19日付フォーリャ紙(1)が報じている。
これは、昨年1年間に聖市で起きた17万9002件の携帯電話窃盗に関するデータだ。それによると、中央部(セントロ)にあるレプブリカ広場では1917件、南部のインテルラゴス・サーキットでは1890件の携帯電話が盗まれたという被害届が出ていたという。
レプブリカ広場のある市中央部は伝統的に窃盗が多く、窃盗事件を区画毎に記した地図で見ても、同広場やその周辺部は発生密度が最も高くなっている。
他方、インテルラゴス・サーキットで窃盗が増えているのは、近年の同サーキットでは、ロラパルーザをはじめとした音楽関連のイベントが増えているためだ。サーキッット手前にあるセナドール・テオトーニオ・ヴィレラ大通りでも6位となる1125件の窃盗事件が起きている。
また、サンパウロ市の伝統的な繁華街であるパウリスタ大通り近辺も窃盗が多く、同大通りと交差するアウグスタ街、フレイ・カネッカ街など、若者が多く訪れる地域が3〜5位、7位、8位を占めている。