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オザスコ日本祭りに1万5千人=開会式で荒木会長が感謝述べ

2024年6月13日

開会式の様子。ロジェリオ・リンス市長(中央)と荒木進会長(中央左)
開会式の様子。ロジェリオ・リンス市長(中央)と荒木進会長(中央左)

 第11回オザスコ日本祭りが8~9日、サンパウロ州オザスコ市のオザスコ日伯文化体育協会(ACENBO)会館及び同イベント用会場で開かれた。8日に行われた開会式にはロジェリオ・リンス・オザスコ市長、在サンパウロ総領事館の野上由佳副領事らが出席。両日合わせて1万5千人以上が来場する大きな賑わいをみせた。

 開催初日は開会式に先立って、大本南米本部の尾山正男宮司(2世)が祭りの成功を願って修祓を行った。その後、日本の太鼓競技会で3位入賞の経験があるオザスコ轟太鼓が記念演奏を行い、日本舞踊、コスプレ競技会、ACENBO日本語学校の生徒紹介を行い、午後3時に開会式となった。

大本南米本部の尾山正男宮司による日本祭り成功を願ってのお祓い
大本南米本部の尾山正男宮司による日本祭り成功を願ってのお祓い

 開会式であいさつに立ったACENBOの荒木進会長は「ACENBO理事会を代表して日本祭り実行委員会の皆様に感謝を申し上げたい。皆さんのおかげで『オザスコ日本祭り』はオザスコ市の伝統的な公式行事にまでなりました」と語り、サンパウロ州議員のジェルソン・ペッソア氏とマルシオ・ナカシマ氏によって同祭がサンパウロ州の公式行事に定められたこと、ロジェリオ・リンス・オザスコ市長がACENBOの活動支援してくれていること、多くのボランティアの協力のおかげで同祭が開催できていることについて感謝を述べた。

開会式であいさつを行う在サンパウロ総領事館の野上由佳副領事
開会式であいさつを行う在サンパウロ総領事館の野上由佳副領事

 在サンパウロ総領事館の野上副領事は「日本祭りは日本移民とその子孫の勤勉さの賜物であります。日本祭りを通してあらゆる世代の人々が日本文化を体験し、日伯交流の輪がますます広がっていくことに期待しています」と祝辞を述べた。
 会場では日本食の販売などが行われ、ステージでは日本舞踊や武道などの伝統芸能披露だけでなく、コスプレなどのポップカルチャーショーも行われた。


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