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ブラジルラジオ体操連盟=第38回大会に40団体、約300人=小野元講師に在外公館長表彰

2024年6月27日

車椅子に乗って参加した小野さんと、草野会長(中央左)、木下ジョルジ前会長(中央右)、来賓らによる記念写真
車椅子に乗って参加した小野さんと、草野会長(中央左)、木下ジョルジ前会長(中央右)、来賓らによる記念写真

 ブラジルラジオ体操連盟(草野クロヴィス会長)は16日、サンパウロ市のチエテスポーツセンター人口芝スペースで、同連盟創立46周年、日本移民116周年を記念し、サンパウロ州とサンパウロ市のラジオ体操の日を祝う「第38回ラジオ体操大会」を開催した。サンパウロ市内のラジオ体操団体40グループを始め、約300人が参加した。
 大会式典には在サンパウロ日本国総領事館の山内隆弘領事、野上由佳副領事、野村アウレリオサンパウロ市議、羽藤ジェオルジサンパウロ市議、老人福祉施設「憩の園」運営団体「救済会」の本田イズム会長、サンパウロ市体育評議会代表のワグネル・オリヴェイラ氏らが出席した。
 式典では、先亡者へ1分間の黙とうが捧げられ、挨拶に立った草野会長は祝辞を述べるとともに、開催に尽力した野村市議へ感謝の言葉を述べた。
 野村市議はラジオ体操練習場の現場視察を重ね、モジ・ダス・クルーゼス市では、参加者家族が執筆中のラジオ体操が心身に与える好影響についての論文を読む機会を得たという。野村市議は祝辞を述べるとともに「ラジオ体操は身体のみならず精神の健康にも非常に良い影響を与えることが分かっています。皆さんがラジオ体操を通じて行っている毎日の交流は、社会的な絆を深めるのにも非常に効果的です」とラジオ体操の重要性について語った。

山内領事と小野さん
山内領事と小野さん

 ブラジルラジオ体操連盟元講師の小野祥子さんに対する在外公館長表彰も行われた。小野さんは、1985年から2020年までの35年間にわたって、ラジオ体操の指導と普及に携わり、日伯友好と相互理解の促進に貢献した。
 山内領事は「ラジオ体操連盟の活動は、日伯友好の架け橋として重要な役割を果たしてくれています」と同団体の活動を称えた。
 式典後、参加者によるラジオ体操が行われた。


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