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サンパウロ市市長選アンケート=ヌーネス下がるもなお安泰=大停電の影響はまだ少なめ

2024年10月19日

ヌーネス氏(左)とボウロス氏(Reproducao)
ヌーネス氏(左)とボウロス氏(Reproducao)

 17日、ダッタフォーリャによるサンパウロ市市長選の決選投票に関する最新の世論調査の結果が発表された。現職のリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)は支持率を下げながらも、依然としてギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)を大きくリードしている。同日付G1サイト(1)が報じている。
 今回の調査は15〜17日に市民1204人に聞いたもので、ヌーネス氏は1週間前に得た55%の支持を落とした。だが、それでも51%と過半数の支持を得た。
 一方、ボウロス氏は前回と同じ33%の支持に止まっている。白票・無効票は10%、「わからない」は2%だった。
 また、候補者名を示さない自発的な回答では、「ヌーネス氏」と即答した人が前回と同じ41%。「ボウロス氏」と答えた人は前回29%から微増し、30%となった。「決めていない」は12%、白票が10%で、その他が3%だった。
 今回の調査では11日に始まった大サンパウロ市圏の大停電の影響がヌーネス氏に及ぶと考えられていた通り、数字そのものは落ちた。特に顕著なのは女性の支持率の変化で、前回調査では、ヌーネス氏が53%対35%で18%ポイント(P)リードしていたのに、47%対39%になり、差が8%Pに縮まった。
 ボウロス氏の場合は、拒絶率が58%と非常に高く、それが支持率の伸びを妨げている。ヌーネス氏の拒絶率は35%に止まっている。


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