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アルゼンチン=ブラジル人61人に逮捕命令=1月8日事件の逃亡者

2024年11月19日

23年1月の三権中枢施設襲撃事件の様子(© Marcelo Camargo/Agência Brasil)
23年1月の三権中枢施設襲撃事件の様子(© Marcelo Camargo/Agência Brasil)

 アルゼンチンの司法当局が14日、23年1月8日に起きた三権中枢施設襲撃事件で有罪判決が出たが、同国に逃亡したたため、ブラジルが強制送還要請文書を送付した63人中、61人に対する逮捕命令を出したと15日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。

9日に逮捕されたサントス逃亡者(Reprodução/ Redes Sociais)
9日に逮捕されたサントス逃亡者(Reprodução/ Redes Sociais)

 61人への逮捕命令は、同国連邦裁判所第3法廷のダニエル・ラフェカス判事がブエノスアイレスにあるブラジル大使館から送られたブラジル最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事による強制送還要請63通を受けて出した司法判断だ。
 14日にはラプラタで最初の逮捕者が出た。逮捕されたのはジョエルトン・グスマン・デ・オリヴェイラ逃亡者(47歳)で、同逃亡者の態度を不審に思った警官が拘束した後に調べたところ、ブラジルの裁判所からの身柄の引き渡し要請を受けて、逮捕と拘留命令が出ていたことを確認したという。同逃亡者は昨年末、電子足輪をつけ、旅券や所持を認められていた銃、認定証を裁判所に提出し、毎週裁判所に出向くことを条件に釈放された。その後、今年2月に他の被告14人と共に17年の有罪判決を受けたが、電子足環を外し、逃亡していた。
 16日付フォーリャ紙サイト(2)によると、15日には、ブエノスアイレス県の警察がロドリゴ・デ・フレイタス・モロ・ラマリョ逃亡者(34歳)を逮捕。同逃亡者は入国手続きを行おうとして逮捕命令が出ていたことが確認された。
 他方、11日付メトロポレスなど(3)(4)(5)によると、アルゼンチンでの逮捕命令前の9日には、17年間の有罪判決が出た後、4月からアルゼンチンに逃亡していたが、秘密裡に帰国したモアシル・ジョゼ・ドス・サントス逃亡者がパラナ州カスカヴェルで逮捕され、同市の刑務所に収監された。


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