最高裁=ジェフェルソン実刑が多数に=暴力扇動や警官への襲撃で

最高裁で行われているビデオ審理で13日、プラジル労働党(PTB)元党首のロベルト・ジェフェルソン被告を、公的権力への攻撃や中傷、犯罪教唆などの嫌疑で、9年余りの実刑判決に処すことに対する賛同票が過半数を超えた。同日付G1サイト(1)が報じている。
今回の裁判はジェフェルソン被告の言動に関して連邦検察庁が行った起訴を受けたものだ。同被告は、上院を襲撃することや選挙高裁を爆破することを扇動する発言を行った他、2022年10月に再逮捕命令が出た際は手榴弾とマシンガンで抵抗し、警察官を負傷させている。
これらの行為に対し、報告官のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は9年1カ月5日の実刑と、20万レアルの罰金を求めた。これに対し、フラヴィオ・ジノ、ジアス・トフォリ、カルメン・ルシア、ジウマール・メンデスの4判事と、ルイス・ロベルト・バローゾ長官が賛同した。
クリスチアーノ・ザニン判事も実刑を与える点では賛同していたが、実刑年数を5年2カ月28日とした。