マルサル氏=トランプ氏と映った動画投稿=「ブラジルを救ってほしい」

昨年のサンパウロ市市長選に極右候補として出馬し、話題となったパブロ・マルサル氏が米国に渡り、ドナルド・トランプ大統領と映った動画をSNSに投稿し、話題となっている。21日付CNNブラジル(1)が報じている。
マルサル氏は21日、トランプ氏と共に映った動画を流した。マルサル氏は動画の中でトランプ氏に英語で、「米国とブラジルを救ってほしい」と頼んだ。それに対し、トランプ氏は「ウィ・ライク・ブラジル(我々はブラジルが好きだ)」と答えている。
マルサル氏によると、「これまでで最も難しい面会だった。シークレット・サービスが接近することを許さなかったから」と、録画の希少性を主張した。
この動画がいつ録画されたのかは明らかにされていない。マルサル氏はこの動画に関し、「それはAIによって作られたものか」という質問を受けたが、答えていない。
マルサル氏はこの前日の20日、トランプ氏関係の会議に出席するためにワシントン州に向かっていた、マルサル氏同様にネットのインフルエンサーとしても有名な、ボルソナロ派のニコラス・フェレイラ下議と面会している。