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トランプ政権=最も危険な不法移民?=米国に逃亡中のブラジル人逮捕

2025年1月31日

有罪判決を受けた後に米国に逃亡したブラジル人男性が逮捕され、最も危険な不法移民にリストアップされたと報じる28日付G1サイトの記事の一部
有罪判決を受けた後に米国に逃亡したブラジル人男性が逮捕され、最も危険な不法移民にリストアップされたと報じる28日付G1サイトの記事の一部

 米国のトランプ政権が不法移民の国外追放を加速化する中、ブラジルで死者2人が出る交通事故を起こし、過失致死で有罪判決を受けた後、米国に逃亡していたブラジル人男性が25日にボストンで逮捕されたと28日付G1サイト(1)が報じた。
 米国移民関税執行局(ICE)による捜査中に逮捕されたのは、2014年にミナス州イニャピンで起こした死者も出た交通事故のため、過失致死罪で4年8カ月の有罪判決を受けたヴィトル・デ・ソウザ・リマ逃亡犯(28歳)だ。トランプ政権は、同逃亡犯を政権発足後に拘留された不法移民の中で最も危険な犯罪者の一人と見なしているという。
 同氏は、米国政府がこれまでに拘留した「最悪」の移民のリストに入っている唯一のブラジル人だ。リストには強姦犯や小児性愛者、テロリストも含まれている。
 事故当時のリマ氏は18歳で、飲酒運転で停止命令を受けたが、警察を振り切ろうとして加速して反対車線に入り、ミカエル・ヴィエイラ・デ・ソウザ氏とフランシスコ・マルコス・デ・ソウザ氏親子が乗るバイクに衝突。車を放棄して逃げたが捕まった。
 同氏は判決後、約12カ月、昼間の外出許可付で服役。2015年に市外への外出禁止などの条件付で釈放されたが、米国に逃亡したために逮捕令状が出、連警が国際警察に指名手配していた。
 同氏は現在、拘置所で国外追放を待っており、ブラジルに到着した時点で予防逮捕令状が執行される。


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