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桜約400本見ごろに=第54回カンポス桜祭り

2025年7月30日

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 サンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)のカンポスさくらホーム(樋口英樹運営委員長)が主催する『第54回桜祭り』が7月26日、27日、8月2日、3日、9日、10日、16日、17日の4週末(午前9時~午後4時開場)にわたって、カンポス・ド・ジョルダン市の同ホームに隣接する桜公園(Av. Tassaburo Yamaguchi, 2173, V. Albertina)で開催されている。

 同公園内には雪割り桜、ヒマラヤ桜、沖縄桜など約400本が植えられ、遊歩道の一部はブロックが敷き詰められて歩きやすくなっている。

 開会式が行われた7月27日は、専用バスでサンパウロ市の援協前を出発した際は曇りで天候が懸念されたが、現場の桜公園では雲ひとつない快晴に恵まれ、家族連れなどで訪れた人々は園内の桜を写真に撮るなど楽しんでいた。ただ、桜はまだ満開の状態ではなく、8月上旬から中旬が見ごろになる見込み。

 27日午後0時半から行われた開会式では、カンポス・ド・ジョルダン市関係者、在サンパウロ日本国総領事館の後藤昭彦領事、JICAブラジル事務所の宮崎明博所長、援協の税田会長、樋口運営委員長らが登壇した。

 樋口運営委員長は開会あいさつで、同祭の開催によってホームがさらに活性化されることを望み、イベントに携わったすべての関係者と協力者に感謝の気持ちを表した。

 税田会長、宮崎JICAブラジル事務所長に続いて後藤領事は、今年が「日伯友好交流130年」であることを強調し、「自然環境の良いこの場所で活動されるさくらホームの役割は重要で、毎年たくさんの協力者によって桜祭りが開催されていることは大変喜ばしいこと」と祝辞を述べた。

 園内の食事コーナーでは同地名産のマスのほか、ヤキソバ、うどん、天ぷら、寿司、シュラスコ、菓子類などが販売され、舞台上では和太鼓、エイサー太鼓演奏や日本舞踊、健康表現体操等も披露されていた。

 同祭の入場料は50レアル(60歳以上と学生等は半額、6歳未満と80歳以上は無料)。サンパウロ市リベルダーデ区の援協前(Rua Fagundes,121)からは専用往復バス(一般160レアル、援協会員140レアル、入場料はバス料金に含まれる)が午前7時に出発する。専用バスチケット購入と詳細についての問い合わせは援協福祉部(電話11・3274・6518、WhatsApp11・96496・7712)まで。


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