ブラジル・中国、初の共同政府系ファンド=中南米睨んで経済統合推進へ

社会経済開発銀行(BNDES)と中國輸出入銀行(Cexim)は、総額10億ドル規模の投資ファンドを創設し、26年初頭の運用開始を目指している。エネルギー移行関連プロジェクトへの資金供給を優先しつつ、インフラや人工知能(AI)など、幅広い分野への展開も見込む。中国側は中南米全域への関与拡大を目指しており、地政学的にも注目を集める取り組みだと3日付ヴァロール紙など(1)(2)が報じた。
ファンド創設に関する発表は、2日にBNDES本部で開催された「第2回現代中国研究国際セミナー」の開会式で行われた。
このファンドは、両行が共同運営する初の二国間ファンドで、ブラジルと中...
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