中南米で拮抗する左右勢力=ピンクタイドからの揺り戻し

中南米で政治の潮流が変動している。ボリビアで中道右派政権が誕生するなど、地域全体で左派から右派への政権移行が進む一方で、依然として左派が根強い影響力を維持する国もある。複雑に絡み合う国際政治力学は、域内の政治的安定や政策の方向性に影響を及ぼすとみられている。最新の動向を20日付ガゼッタ・ド・ポーヴォなど(1)(2)(3)が報じた。
2000年代、中南米における左翼政権の誕生が「ピンクタイド」と呼ばれた。赤旗を掲げた急進的な革命ではなく、穏健な社会変革を求める左派政権をピンク潮流(ピンクタイド)と呼んだ。しかし、これらの政権は汚職や経済政策の失敗によって求心力を失い...
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