修養団の谷野講師が来伯=全伯6カ所の講習会に参加
ブラジル修養団連合会(連合会、蓮沼アレシャンドレ秀雄会長)が毎年1~2月に実施する青少年向け講習会が今年も各地で開催されるに当たり、日本から公益財団法人修養団の東京本部に所属する谷野渉さん(35歳、和歌山県出身)が講師として来伯した。8日、連合会の蓮沼芙美雄総務理事(91歳、2世)、桜井ファビオ春夫副会長(53歳、3世)と共に編集部を訪れた。
講習会はブラジルの学生たちが長期休暇となる1~2月に2泊3日の日程で行われる。7~16歳の青少年が対象で、各講習会には100人前後が参加する。講習会では、参加者による歌や劇発表などのレクリエーション、講師講話、共同生活を通じて挨拶や掃除など基本的な生活部分から思いやりの精神などを学ぶことにも重点を置いている。
今年もサンパウロ州スザノ市(9~10日)、モジ・ダス・クルーゼス市(16~18日)、パラナ州アサイ市(20~22日)、マウア・ダ・セラ市(23~25日)、ロンドリーナ市(27〜29日)マリンガ市(30~2月1日)。谷野講師は2月10日に帰国予定。
谷野さんは2018年頃にも講師として当地講習会に参加した。「日本の講習会では日本人ばかりですが、こちらではいろんな人種の方が参加され、心を合わせて参加されているのが印象的。日本は規律正しく、おとなしいが、こちらは元気で、細かいところが苦手。そのへん、私も学ぶことが多い」と笑顔を浮かべた。
蓮沼理事は「講習会は修養団連合会にとって一番大事な事業。OBが各地でリーダーとなって新人を指導してくれているおかけで、このような大人数が集まり、実りある研修が実施できている。各地の婦人部の皆さんの協力にも感謝しています」と語り、桜井副会長は「集団行動で遊んで、勉強して、働くことを学ぶことを通して、人間的な成長を図ります」と語った。
日本の修養団は1906年に故蓮沼門三氏によって創設された社会教育団体。今年3月に120周年式典を東京で開催予定。「愛と汗」を団体理念に掲げ、日本国内の青少年への教育活動や被災地ボランティア、国際的な児童支援活動を行ってきた。初代後援会長は渋沢栄一。
ブラジルの連合会は、門三氏の実弟で、ブラジル移住した蓮沼信一氏(芙美雄の父)が当地で組織したブラジル修養団を基に、1971年に正式登録された。









