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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(332)

2026年1月31日


 専務解任ということになったら、我々も辞表を出すなどとも言っていない。解任を決めるのは、運営審議会であり、どちらかにつくというようなことは、会長として事前にする筈はない」

 ケイロウの話とは、エラク違っていた。一旦、葛藤が拗れてしまえば、こういう風になるのは、ありふれたことではあるが…。

 ところで「ケイロウ解任」に仰天した人々がいる。その母親つまり健吉夫人ら親族だった。特に夫人は、

 「ケイロウが何をしたのか、本当のところを教えて下さい」

 と人を介してゼルヴァジオに訴えた。

 その後、夫人は(ゼルヴァジオを若くして抜擢し続けたのは、自分の亡夫であり、下元家と井上家とは親戚...

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