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エンドリック大爆発!=白熱するセレソンCF争い《記者コラム》

2026年1月31日

エンドリック(Instagram)
エンドリック(Instagram)

 レアル・マドリッドからフランスのリヨンにレンタル移籍中のエンドリックが覚醒し、大爆発の活躍を見せ、ブラジルのサッカーファンや関係者を驚かせている。

 エンドリックは18日のフランス国内リーグで同国公式戦デビューを飾った。この試合ではアシストを決めただけでなく、8つのドリブル成功に7回のチャンス・メイクというエース並みの活躍を見せ、いきなりマン・オブ・ザ・マッチを獲得。翌週25日の試合では3得点のハットトリックを決め、2試合連続でのマン・オブ・ザ・マッチを獲得した。

 彼は以前にも、15歳にしてサンパウロ・ジュニア杯の最優秀選手、セレソンヨーロッパ遠征イングランド・スペイン戦2試合連続得点など、波に乗った時に規格外の活躍をすることがあった。今回はそれが久しぶりに起きたようだ。

 この活躍を見て、リヨンはエンドリックの待遇をエース級にしようとしており、欧州サッカー界全体でもエンドリック獲得に向けた動きが活発化し、オファーが殺到している。

 対して、貸し出し元のレアルには、つい先日解任したシャビ・アロンゾ監督がとっていたエンドリック冷遇采配への批判が高まり、レアルの不調が続く中でエンドリックをレンタルに出したことについて「判断ミス」との指摘があがっている。

 このエンドリックの大爆発にはセレソンからも嬉しい悲鳴があがっている。なぜならセンター・フォワード(CF)争いが激化することが間違いないからだ。

 CFはジョアン・ペドロ(チェルシー)とマテウス・クーニャ(マンチェスター・ユナイテッド)が有力候補で、そこにフォワードのマルチプレイヤー、ロドリゴ(レアル)が加わると予想されていた。そこに、現在イングランド・プレミアリーグで得点ランキング2位の活躍を見せる新星イゴール・チアゴ(ブレントフォード)が急台頭。次回招集で、その実力を試されるのではないかと囁かれていた。

 その矢先に、このエンドリックの急速な覚醒ぶりだ。「まだ数試合だからわからない」との声もある。だが、コラム子としてはエンドリックのセレソン抜擢にはかなり前向きだ。それはやはり、19歳エンドリック、18歳エステヴォンの「新神童コンビ」を売り出すのにW杯は絶好の機会だし、経験を積ませれば、向こう2、3回のW杯に間違いなくプラスに働くからだ。

 特にエンドリックの場合、火がついた時の爆発力は予測がつかないものだけに未知数の面白さがある。先発である必要はない。むしろ途中出場で出てくる方が対戦相手に不気味なインパクトを与えることが出来て良いかもしれない。アンチェロッティ監督の判断はいかがだろうか。(陽)

 

 


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