site.title

ぶらじる俳壇=158=伊那宏撰

25/10/2025

モジ・ダス・クルーゼス 浅海喜世子

天と水万緑一つ景をなす

〔何と壮大な構想であろう。端的に言ってしまえば、宇宙を含めたこの地球を丸ごと描写したような大胆な一景である。普通、俳句とは、短詩形と呼ばれるように〝小さな器に盛った文学形式〟というのが一般的な考え方で、日常の仔細な部分に観察の眼を向けたりするが、本句、驚くなかれいきなり大きな世界を設定してしまった。小さな器には入れようもない大きなテーマ、一介の解説文ではとても手に負えないスケールだ。しかし少し視点を変えて見よう。〈天と水〉を「空と水」と理解し、それに〈万緑〉を加えると、何とそこには具象の世界、私たちのよく知る...

Conteúdo exclusivo

Conteúdo exclusivo para assinantes

O restante deste artigo é exclusivo para assinantes. É necessário obter permissão para visualizá-lo.

認証情報を確認中...

Sobre acesso a artigos premium:
Assinantes PDF podem ler 1 artigo por mês, e assinantes WEB/PDF podem acessar todos os artigos premium.

PDF会員の方へ:
すでにログインしている場合は、「今すぐ記事を読む」ボタンをクリックすると記事を閲覧できます。サーバー側で認証状態を確認できない場合でも、このボタンから直接アクセスできます。

Loading...