Literatura
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第36話
長男・悟の誕生と第一回コチア青年移民大会 一九六一年が明けて間もなく、コチア青年代表の山口節男さんが...07/09/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第35話
子供が生まれてからの美佐子の仕事は大変だった。朝、授乳後、ベッドに寝かせて、仕事に出る。九時半の昼食...06/09/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第34話
それでもまだ少しの余裕が出来たので、ブーロ(驢馬)一頭と消毒ボンバ(ポンプ)を買った。これで次の8月...03/09/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第33話
でも、それ以前から美佐子はつわりがひどく、食べたものを吐いたりして苦労していた。私はそうした女性の生...02/09/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第32話
契約期日が少し過ぎた九月二十一日、いよいよ私達の泥壁ながらも、真新しい新居に移転する日が来た。森田の...01/09/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第31話
色々な手続きが済み、森田さんにも挨拶していよいよ農場へ向けて出発である。そうしたら森田さんの配慮で私...30/08/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第30話
結婚と独立 ところで、この様なことがあって、私の嫁探しは終わり、美佐子の来るのを一日千秋の思いで待つ...27/08/2022
連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第29話
私は母に手紙を出す時、注文を付けた。ブラジルは皆、背が高い人が多いので、なるべく背の高い、そして仕事...24/08/2022