町の3分の2が水で覆われ、400人以上が避難所などへの退避を必要としていたサンパウロ州海岸部のペルイベ市で11日、浸水被害に驚いた飼い主が難を逃れるために階段を使って屋根の上に連れて行ったが、降りられなくなった馬の救出作業が行われた。屋根の上の馬の救出劇は昨年5月のリオ・グランデ・ド・スル州での大水害でも起きたが、リオ・グランデ・ド・スル州では水に取り囲まれた状態での救出劇だったのに対し、今回は水がひいた後の作業のため、防災局や災害時の動物救出グループやボランティア、消防がクレーンを使って下したとか。ペルイベでも救出作業や引き取り手が必要な動物が多数出ている。(1)