共和国宣言記念日=国道事故で72人が死亡=死傷者伴う事故は288件

連邦道路警察が16日、11日の午前0時から15日の午後11時59分までの5日間の国道での交通事故死者は72人だったと発表したと同日付現地サイトが報じた。
共和国宣言記念日の連休に行われた「共和国宣言作戦」では、死傷者を伴う大きな事故は288件で、死者が72人出た。
2021年は共和国宣言記念日が月曜日だったため、連休中の作戦は4日間のみだった。昨年は大きな事故は210件で死者は78人だったから、今年は1日多いにも関わらず、死者が減った事になる。ただ、事故の件数が増えた事もあり、負傷者は昨年の888人に対し、1185人に増えている。
今年は追い越し禁止区間での追い越しが4919件、運転手や同乗者がシートベルトを使っていなかったケースやチャイルドシートを使用していなかったケース3870件摘発された。
また、運転手が麻薬などの精神活性化物質の影響下で運転していたケースも1567件あった。
呼気中のアルコール濃度検査を受け、飲酒運転や酒気帯び運転と判断された人は急増しており、昨年の1万5245人が、5万5628人に増えた。
連邦道路警察は同期間中、強盗または盗難被害に遭ったと届け出があった車両を89台回収した。昨年は99台だったから、こちらは減少している。
また、コカインや大麻を所持していて身柄を拘束された人は648人で、昨年の482人から急増。押収された麻薬の量は5・8トンに及んだ。