リオ市=ペレの名を冠した大通り=思い出の残るマラカナンの傍

【既報関連】リオ市のエドゥアルド・パエス市長が3日、リオ市マラカナン・スタジアムを囲むように走るプレジデンテ・カステロ・ブランコ大通り(通称ラジアル・オエステ大通り)をペレ大通りと改名するとの意向を表明したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
「サッカーの王」ペレへの顕彰の意味でラジアル・オエステ大通りを改名する事は4日付官報にも掲載されたが、この大通りを「ペレ大通り」とするか、「王ペレ大通り」とするかは、これから行うアンケートで決めるという。
ペレとマラカナン・スタジアムのつながりは非常に強い。主なエピソードは、1969年11月19日のサントス対ヴァスコ・ダ・ガマ戦でのプロ1千得点達成や、1962年と1963年のクラブ選手権での決勝戦(2度ともサントスが優勝)だ。
なお、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長は2日、各国に少なくとも一つずつ、ペレの名前を冠したスタジアムを設ける事を同連盟加盟国に提案すると語ったが、同件に関してはまだ、何も決まっていない。